【菊名小学校放課後キッズクラブ ピンクシャツデーのご報告③】
2月22日(水)はピンクシャツデー(いじめ反対運動)です。
(先日のブログ「ピンクシャツデー予告編☆」「ピンクシャツデー☆世界を広げよう」をご参照ください)
キッズクラブでは、いじめについて子どもたちと一緒に考えるため、15日(水)・22日(水)をピンクシャツデーウィークとして、様々な取り組みが行われました。
2月22日(水)の様子をお届けします。
先週の水曜日と同じく、子どもたちはキッズクラブに来ていたら、お友だちやリーダーたちと、ピンクのものやピンクの洋服の話をしたり、盛り上がったりしました。
今回、子どもたちと一緒に「言葉の暴力」について考えました。
最初は、先週のプログラムの内容を振り返りました。
「人はそれぞれ特徴があります。自分と違うからおかしいと思わないでね!」というお話をしました。
ふわふわ言葉(言われた嬉しい言葉)とちくちく言葉(言われて傷つく言葉)についてのお話では、このピンクシャツデーウィークで子どもたちが書いてくれた言葉を発表しました。
「近づくな、きらい、おまえ、じゃま、ともだちやめよう…」嫌な思い出が残ってしまうお友だちも少なくないです。
「言葉には力があります。言葉を通じて、相手の心が温かくなる時もあれば、相手を傷つける時もあります。どんな時でも、これを言っていいのかな、ほかの言い方はあるかなと、考えることが大事ですね。」とリーダーの話を静かに聞いている子どもたち。
また、アメリ・ジャヴォーの「わたしがいじわるオオカミになった日」という絵本を紹介しました。
物語を通し、みんなでいじめられた苦しい気持ちを追体験したり、対処の方法を考えたりしました。
最後は、リーダーからのメッセージです。
「みんなの周りには、ちくちく言葉を言う狼がいるかもしれません。主人公のエマはお母さんにその狼のことを話して、安心しました。みんなは、嫌な気持ちになった時は、お母さん・お父さん・先生・リーダー(指導員)に話していいですよ。」
言葉には人を変える力があります。言葉を考えて自分の気持ちを伝えましょう。そして、どんなにつらいことがあっても、大事な人がそばにいてくれますよ。