2024年1月20日土曜日

お正月遊び

 【菊名小学校放課後キッズクラブ 冬休みのご報告】

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


あっという間に年が開け、学校が始まりました。久々にお友だちと会い『今年もよろしく!』という声があちこちで聞こえます。お正月のことを嬉しそうに話してくれる子どもたちでした。

さて、年始のキッズクラブでは、お正月遊びをみんなで楽しみました。

お正月遊びといえば、けん玉、おて玉、カルタ、メンコ、羽子板、コマ、と昔ながらの遊びが輝きます。

ひとつずつ、様子を見てみましょう!



けん玉

こちらは通年、人気の遊びですが、お正月シーズンには普段手に取らない子もチャレンジするようです。

『もしもしかめよ?かめさんよ?』とモシカメを歌いながらけん玉遊びに慣れていき、トメケンや、ぐるっと球を一周させるヤキュウ、ブランコなど高度な技にチャレンジする姿も。『モシカメ100回できた!』と報告しにきたお友だちもいました。

上手な子を見つけて、コツを聞き、チャレンジする、そんな子ども同士の関わりを間近で見れました。


おて玉あそび

お手玉は、なかなかむづかしいものですね。子どもも大人もチャレンジ。一つをポンポン上げる、二つを同時に投げてみる、そして回してみる、三つに挑戦して、笑い転げる子、さまざまです。

お手玉の感触は気持ちがいいのか、気づけば手に取っています。子どもたちの身近に置いておきたい遊びの一つです。


カルタ

お正月にやると雰囲気がでてよいものです。

取る方よりも、読み手になる方が人気なようです。ゆっくり、はっきり、分かりやすく読む工夫は普段の学校生活が活かされているのかな、とリーダーたちは見守ります。

同じ札に手が重なると、じゃんけんで決めたり、お手つきをしたら一回休み、と昔ながらのルールが引き継がれていますね。


コマ回し

いちばんの人気が、コマ回しです。

指先を器用に使って回すコマもあれば、紐を巻いてビュンと勢いのいいコマ遊びもあります。

『保育園でやってた』『おじいちゃんに教えてもらった』と得意そうに紐を操りコマを回すお友だちは、周りからも一目おかれる存在に。

紐を巻くのがまたむづかしいところですが、根気よくチャレンジして、回せたときの喜びは心に残るようで、得意顔です。まわせた!と嬉しそうに教えてくれました。


羽子板

体育館では羽子板が始まりました。

木でできた、本格的な羽子板にチャレンジします。『むずかしいよコレ!ぜんぜん続かない!』と悔しがる様子もありましたが、『5回はめざす!』と夢中になって、カラダはポカポカになりました。

風船とうちわを使って、羽子板を再現した遊びもありました。風を工夫して遊ぶのが面白おかしくて、体育館が笑い声と熱気とで溢れていました。



メンコ遊び

今年は、メンコ遊びをやってみようということで、メンコを作るところから子どもとはじめていきました。

段ボールや厚紙を切り取り、好きな絵を描いて、オリジナルメンコをつくります。自分だけのメンコを作れたことに満足そうな姿が見られましたが、遊びはこれからです。パチンッと床に叩きつける動作をリーダーと手探りしていきます。気持ち良い音に、つられたお友だちもチャレンジします。

実際にメンコ同士を狙って、ひっくり返す遊びに発展していきます。その中で、自分の作ったメンコを見直して『大きい方がひっくりかえるぞ』『うすいと弱い』と改良したり、投げ方を工夫したりする姿が見られました。

大人もやってみてわかったことですが、メンコ遊びは簡単に見えて全身を使って遊ぶので、すぐにカラダが温まります。冬にぴったりの遊びですね!お正月だけでなく、子どもたちの中でメンコブームが起きないかと、リーダーはひっそり想いを寄せています。



今回はお正月遊びについてブログを書きました。

昔ながらの遊びというのは、どの世代でも子どもの興味を引きつけ、単純でいて工夫しがいがあり、先人の知恵が詰まっているものばかりです。リーダーはそんな遊びを丁寧に子どもたちに伝えていきたいと考えています。


                (菊名小学校放課後キッズクラブ ともきリーダー)